ここでは、初めてのカーナビ購入をお考えの方や、専門知識の無い方向けに基本的予備知識を紹介しています。また、問い合わせ事項の紹介もしていますので、購入や装着前の参考にして下さい。 |
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※. 最近みられる問い合わせ事項 |
当店購入に関する質問・問い合わせはこちら |
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1.装着予定車の車種・年式・型式・グレードの確認 |
- これらは車検証、または車のエンジンルーム内に装着されているコーションプレートで確認できます。
- グレードはトランクなどについているエンブレムを確認してください(但し最近はグレードを表すエンブレムが付いていない車も多いので注意が必要です)。
※参考までに |
一般の方は、同じメーカーの同じ名前の車であれば、配線等も全て同じと考えているようですが、これは大きな間違えです。車名が同じでもグレードや内装部品が異なっていれば別の車と考えたほうが良いかもしれません。 |
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2.現在ついているオーディオが純正品か市販品かを確認 |
- 以下A,Bの確認はステレオ正面パネルに書かれている型番から確認するとよいでしょう。(1.のデータがあればディーラーやメーカー系部品販売店で確認できます)。
- 市販ステレオが装着されている場合・・・取付キットなどがそのまま使える可能性があり、比較的容易に取替えが可能です
- 純正ステレオが装着されている場合・・・メーカーライン装着とディーラー装着の2種類があります(確認要)
- メーカーライン装着だとアンプは別の場所にあるので、装着されているオーディオは単なる操作パネルがついていると思ったほうがよいでしょう。そのため、アンプがオーディオと別の場所に設置されており、新しい商品を装着するのに予想以上の取り付け費を用することがあります。またスピーカーやウーハーを使用不可にしたり、スピーカー配線の引きなおし、「純正アンプ・ジャンプ」などの作業が必要となるため、取り付け費用も高くなり、最悪装着できない場合もあります。
- ディーラー装着の場合は取付キットやオーディオの枠などの組合せで市販品に交換できます。
- 純正ステレオには通常タイプとライブサウンドシステム(スピーカーの数が多く、ウーハーがついている)などの特殊システムがあるので注意して下さい。
- 高級車に使われているカーナビにはエアコンの制御機能やメーター機能等がTV画面に付いているので装着不可といえます。
※参考までに |
最近のメーカー装着のカーナビゲーションにはドリップメーター機能が含まれているも多いようです。この為、メーターとの連動が行えない市販品の装着は厳しいと言えます。この為、純正カーナビを残したまま、市販ナビをつける場合もあります。 |
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右記のサイトで確認するとわかり易いかもしれません→カナック企画HP KANATECHS |
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3.カーナビゲーション・カーオーディオの装着場所・装着可能サイズを確認 |
- ステレオサイズには基本的に1DINサイズと2DINサイズの2種類があるので装着可能サイズを決めましょう。
- 1DIN・・・単体ステレオのサイズです
- AM・FMラジオ付CDデッキ AM・FMラジオ付MDデッキなど
- 2DIN・・・複合ステレオのサイズです
- AM・FMラジオ付CD/カセットデッキ AM・FMラジオ付MD/CDデッキなど
※参考までに |
トヨタ純正のカーナビ・カーオーディオはワイドサイズが装着されている場合が多いのでご注意下さい。ワイドサイズは通常のカーナビやカーオーディオに比べ、横幅が約2cm程度ワイドになっています。その為、市販品を装着する場合、両脇各1cmのスペースをプラスチックのスペーサーを利用して隙間を塞ぐ必要があります。 |
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4.車によってスピーカーがついていないケースがありますので確認が必要です |
- バンタイプの軽自動車などはスピーカーがひとつしかなかったり、何もついていないケースがあるので注意してください。
- 失敗例)バンタイプの軽自動車に1DINサイズのCDデッキをつける場合、CDトデッキ自体は約13000円程度で購入できるのに、スピーカーのフロントセット約5000円、取付キット約4000円で合計22000円もかかってしまいます。その上5000円程度の取り付け費が必要となり、「音が出れば良い」という車に総額27000円程度かかってしまう・・・なんて失敗はよくあります。
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5.取付キットの有無 |
- 国産車の7割以上は通常1500円程度で販売されている取付け用配線キットの使用だけで済みますが、5000円以上もする取付パネルを必要とする車も数多くあります。また日産車の一部車種や外国車などはアンテナ変換が2ケ必要なので、ナビやオーディオ以外の予算を組む事も必要です。
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6.外国車の注意事項 |
- 外国車などは1DINサイズが基本となるので、基本装着サイズからの選定が必要です。
- ナビゲーションはダッシュボードへの貼付けタイプか、1DINナビが基本です。
- 外国車の場合、取り外しに専用工具が必要となるケースが多いので、個人で装着を行う場合は注意が必要です。
- 欧州車、米国車などはアンテナ変換キットや取付キット・配線キットが必要になることがある上に、取付データが無いケースも多いので事前チェックが必要です。また並行輸入者などは配線データなどがまったく無いと考えた方がよいでしょう。
- ラジオの受信感度が非常に悪いケースもあるので注意して下さい。
- 外国車へのナビゲーション・オーディオの装着は専門業者への依頼がベストと思われます。
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7.装着時の注意 |
- 個人でカーナビやオーディオを取り付けることも可能です。また意外と簡単に装着できる車もありますが、下記の注意事項を守ってください・・・間違えると自己負担の修理となります。
- 商品指定のネジを使用してください。間違って指定外の長いネジを使用するとショートする可能性があります。ショートした商品はクレームも効きません。
- アース線を適当に接続するとアース不良の原因となりますので注意してください。特にETCを取り付ける場合は注意が必要です。
- 取り付けは「取付説明書」を読んでから作業し、配線間違いの無いよう注意してください。バック配線や車速配線などを間違えて接続するとナビが逆走行しますので注意してください。
- 車速データーやバック配線などは資料を信用せず、必ずテスターを使いチェックしましょう。また、接続を行わないと極端にナビの精度が落ちる商品もありますので注意してください。
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8.故障・修理に関して |
- 一般的には1年間の無料保証修理という保証が付いていますが、ネット購入の場合は、保障修理の窓口は店舗によって扱いが様々ですので購入したら1週間以内の装着が望ましいと思われます。
- 無償修理とならないケース
- 装着ミスはもちろん、コーヒー等をかけてしまった場合は、基盤交換となる致命的な修理となるのでクレームは効きませんし、ほとんどの場合再起不能となりますので注意して下さい。
- CDデッキは砂や埃が入ると故障の原因となります。(ナビ・オーディオは精密機械です)
- 保証書の紛失。
- 配線の接続間違えや設置位置・傾斜角度・向きの間違え。・・ナビ本体の設置場所等は取扱説明書を参考に!(助手席足元や助手席シート下は冷暖房の影響を受けやすく、腐食の原因となる水滴が発生しやすいので注意しましょう。
有償修理:例 |
ドアやウィンドウの開閉が非常に多い営業車に装着したCDデッキは装着後3週間で故障しました。保証修理だと思ったら・・・結果は「修理内容=分解掃除・オーバーホール/原因=砂や埃による故障」修理費10000円
風が強く、砂や埃の多い場所での使用は注意してください。 |
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9.組合せ装着に関して |
- 数年前はナビゲーションや2DINステレオにCDチェンジャーが一般的でしたが、現在はカーナビに「ハードディスクに音楽CDを自動録音」という機能が装備され、カーナビ本体のみの購入で十分楽しめます。またオーディオやDVDカーナビの場合でも、MP3再生機能を搭載しているモデルが増えていますので、CDチェンジャーの需要は低下しています。
- 現在は、「カーナビ」に「ビックス」や「ETC」、「5.1chのセット」という組み合わせが主流になりつつあります
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10.ナビゲーション・ワンポイントアドバイス |
- 純正ナビと市販ナビの機能の違い
- 純正ナビと市販ナビの違いはいくつかありますが、もっとも大きな違いは個人宅住所検索といえます。プライバシーを重要視する自動車メーカー純正製品では個人名での住所検索は出来なくなっているものがありますが、市販タイプは比較的大らかに検索出来るようになっています。
- また市販ナビの場合はサイドブレーキの使用・未使用で車の走行・停止状態を判別させ、走行中の操作を制御するものが主流です。
- 補足ですが、純正品も市販品もオーディオメーカーが同じ物を分けて販売しているだけですから、いろいろな制約による機能の違いはありますが、精度や耐久性はまったく同じと考えてよいといえます。
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参考例 |
トヨタ純正ナビは表面的な判別は難しいですが松下・富士通等の製品がほとんどです。他の自動車メーカー製ナビもほとんどが同じパターンです。また、クラリオンやパイオニアなども純正として販売されています。
ただし、表面的には同じでも配線カプラーが異なるので中古品の購入時には注意が必要です。 |
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11.走行中にTVを映す |
- 走行中にTVを映すことは、技術的には可能です。ドライバーが見ることは出来ませんがパッセンジャーが見れるように、フリーテレビングというようなキットも販売されています。
- 近年、DVD-RやDVD-RWの再生が可能なナビゲーションやハードディスクにTV番組を保存できるナビゲーションも登場していますので購入時に検討お薦めします。
(子供との長時間ドライブには、簡易トイレとアニメのDVDディスクは必需品です)
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12.中古ナビゲーション・中古ステレオに関するアドバイス |
- 中古品は価格も安く購入しやすい物もたくさんありますが、購入を決める前に何点か注意してください。
- 近年、ナビゲーションはもちろん、カセットデッキやCDデッキも新商品が発売になると『性能がUPし価格が下がる』という傾向があるので、たとえ古い商品を安く購入しても、購入価格と性能のバランスが現行商品に劣る場合があります。
- 例)6年前に約40000円で販売されていたCDデッキが今では20000円程度で購入でき、性能は格段に向上しています。また6年程前は200000円以上したようなCDロム式カーナビも今では100000円以下で同じ性能の物が手に入ります。このようなことは一般家電商品全般にいえることでしょう。
- 中古品の保証期間は業者によってマチマチですし、個人売買の場合は保証などありません。それに比べ新品であれば最低1年の保証が付いており安心感も買えます。
- ナビゲーションやオーディオは精密機械ともいえる商品ですので事故車からの移植は注意してください。表面上の破損が見当たらなくても作動しないことがあります。また缶コーヒー等がかかったモデルも基盤等が再起不能となるので要注意です。
- カーナビやCDデッキのピックアップセンサーやカセットデッキのヘッドは消耗品ですので使用頻度に応じて交換となるので注意して下さい。5年以上使用されたカーナビやCDデッキはピックアップセンサーの交換を考慮しての購入をお薦め致します。安く購入しても消耗品の修理費で新品が買えることもあります。
修理費の概算として |
カーナビ・CDデッキ・・・・ピックアップセンサー交換・・・約25,000〜30,000円程度
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カーナビ・・基盤交換・・・・・・・・・・・・約25000円〜 |
カーナビ・・HDD交換・・・・・・・・・・・・約30000円〜 |
カーナビ・・モニター修理・・・・・・・・・約40000円〜 |
カセットデッキヘッド交換・・・・約12000円程度
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- 上記のようなことを踏まえての購入がベストといえます。中古品は良い物が安く買えるという大きなメリットがあるので損をしないように購入してください。
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中古カーナビ購入時の手順
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(選定) |
(重要メリット・デメリット) |
1.ナビが欲しい→2.予算決め→選定 |
@新品の最新モデル |
機能は良いが価格が高い |
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A現行モデルの激安商品 |
気に入ったメーカー商品と異なる |
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B中古品 |
割安だが保障が無い |
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◎新品の最新モデルは機能も価格も高いので予算と検討を! |
◎意外と安いのが現行モデルの激安商品です。新品でメーカー保障安心!ブランド名を気にしない人向きです。 |
◎上記条件よりお得な商品があれば中古品も買いかも?保障が無いので使用期間もしくは製造年度の確認は必要です。 |
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